帳票移行やユーザー教育含め短期間&低コストでBIツール刷新を実現

光が丘興産株式会社様

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背景・課題
- 既存BIツールの機能を使いこなせない
- 旧BIツールのライセンス変更にコストがかかる
- 帳票の変更に柔軟に対応できない
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導入ポイント
- 旧ツールの定型帳票の移行ができる/li>
- データ追加などに柔軟に対応できる
- 前田建設工業で高評価を得ていたこと
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効果
- 運用コストの大幅な削減
- 定型帳票出力業務の効率改善
操作性とコストのバランスを重視しBIツールを見直し
「これまで使用してきたBIツールは機能は豊富でしたが上級者向けのツールであり、エンドユーザーにとっては操作に迷う部分が多くて十分に使いこなすことができませんでした。そのため、定型帳票の出力に毎回手作業による加工が必要であり、非常に非効率でした。」
IT部門の担当者はBIツール見直しの背景についてこのように話した。
ツール見直しの要因としてほかにも、ツールの新環境への移行にはライセンスの買い直しが、ツール独自のメタデータのメンテナンスにはツールベンダーへの作業依頼が必要であることから、帳票の新規作成や修正、データ構成の変更などに迅速かつ柔軟な対応ができないことがあげられた。以上の課題に対応するべく、2013年3月の基幹システム一部改良を機にExcellent/FreeWayへの変更が決定された。
エンドユーザー志向の操作性と、コスト削減、将来の拡張性が導入ポイント
新規に利用するBIツールの選定にあたっては、前述の課題を解決するために以下の3つがポイントとなった。
まず1つ目にエンドユーザー志向の操作性があげられる。この点については事前にシステム担当者およびエンドユーザーである営業部門の担当者がデモンストレーションを行うことで操作性を検証し、Excellent/FreeWayは高い評価を得た。特にそれまで手作業による加工が必要なことから半日から一日がかりだった定型帳票の作成がわずかな操作で自動出力できることが実証され、業務の大幅な効率化に強い期待が寄せられた。またコストパフォーマンスが高いPowerGresや現行システムで使用しているDataSpiderとの連携をサポートしていることも評価された。
2つ目にコスト削減があげられる。従前のBIツールはシステムの一部改良にともないライセンスの再購入が必要であること、また年間の保守費用やメンテナンスに費用がかかってしまうことが問題となっていた。Excellent/FreeWayはライセンスの購入費用だけでなく、年間保守料(製品定価の10%)も軽減できる。また製品のメンテナンスやデータ構成の変更に容易に対応できること、帳票の新規作成や変更もエンドユーザー自身で対応できることから、運用コストの大幅な削減が実現可能であるとの評価を得た。
3つ目は将来的なシステムの拡張性の高さだ。Excellent/FreeWayは新規のデータ追加や変更、データ構成の変更が容易にできること、またグループ単位のアクセス制御やユーザーインターフェースのカスタマイズができることから他業務や他部門への展開も容易であり、今後のデータ活用の拡張が可能であった。さらにグループ企業である前田建設工業から導入において高い評価を得ていることが、Excellent/FreeWayの導入を後押しすることになった。
BIマイグレーションサービスやユーザー教育も充実
システムコンサルタントが提供するBIマイグレーションや教育研修などの周辺サービスの充実もツール選定の重要なポイントとなった。
「これまでのBIツールで作成した定型帳票の移行はもとより、DWHの構築やバッチ処理プログラムの移行などに関する豊富なノウハウと実績は、システムコンサルタントの強みだと感じました。」とIT部門の担当者は話す。
業務効率が劇的に改善、将来的なデータの高度な活用、他業務への展開に期待
「Excellent/FreeWayの導入によって、営業部門で定期的に行っている報告書出力業務の作業効率が劇的に改善しました。」とIT部門の担当者は話す。半日から一日がかりの報告書作成作業は、担当者にとって大きな負担だった。この定例作業がほぼワンクリックでできるようになったことで、効率がアップするとともに手作業による入力ミスも皆無となり、報告書のデータの信頼性も向上した。
また「Excellent/FreeWayはコストと機能のバランスが非常に良いツールです。」というIT部門の担当者の評価から、従前のBIツールと比較して年間の保守費用を大幅に抑制することができたことがわかる。
将来のシステム展開について、IT部門の担当者は次のように話す。
「今後は情報系DWHに蓄積したデータのより高度な分析を実現し、Excellentの意思決定ツールとしての活用が課題となります。また現在営業部門のみで利用しているBIツールの他部門への展開もぜひ実現したいと思います」。
システムイメージ

会社概要

光が丘興産株式会社の皆様
設立: | 1956年10月 |
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本社: | 東京都練馬区高松5丁目8番20号 J・CITY 17F |
資本金: | 10億円 |
URL: | http://www.jcity-hikari.co.jp/ |
ユーザー: | 営業部門の約20名 |
サーバー: | Windows Server 2008 |
導入DB: | PowerGres on Windows V9.1 |