輸送用機械器具製造業の業務におけるWebQuery活用事例をご紹介いたします。
全部署全部門がポートレットでデータを確認
まずは御社の事業内容を教えていただけますか?
弊社は船舶や鉄道といった輸送機器の大きな部品から小さな部品までの開発・製造・販売・メンテナンス(アフターサービス)を行っています。
WebQueryをご使用いただいているとのことですが、どのような部署や業務でご使用いただいているのでしょうか?
全部署全部門でWebQueryを使用しています。
KSCさんに作成していただいたポートレットにメニューを登録して、ユーザーはそのメニューをクリックしてデータを確認しています。
とはいっても、大半の人はメニューをクリックするだけでデータが取得できるので、それがWebQueryによるものとは意識していないかもしれませんが……。
人知れずこっそり活躍しているんですね(笑)。
どのようなデータをWebQueryで確認しているんですか?
全部署全部門で使用しているため、受注や生産状況、原価分析、決算分析など幅広いデータを確認していますね。
特に本社の経営や営業、事業所の生産に関わっている人たちは頻繁にポートレットからデータを確認しています。あとは工場内でモニターが6個くらいつながっているPCが3~4台あり、自動更新で最新の情報を見れるようになっています。

全部署全部門でご使用いただいていると、1日で使用するポートレットの数も多そうですね。
ログを見るとカタログで1度に十数個動くものもありますが、1日で100~150種類のポートレットが動いています。月末や決算時期だとこれが200~250種類ほどに増えますね。
…!そんなに使っていただいているんですね!有難いです…!
メニューへの登録作業は情報システム部の方が行っているんですか?
ユーザーに見せていいデータとそうでないデータがあるので、情報システム部で登録を行っています。それらの項目を追加・変更するのも情報システム部ですね。
そうなんですね。分析業務をWebQueryで行うことはありますか?
原価分析や経営情報、製品や注文した部品に不良品がないかの分析など高度な分析が必要な場合は一部他社のBIツールを使用することもあるのですが、本当に限られた部分だけですね。
簡単な分析に関してはWebQueryのデータ抽出/ピボットテーブルで網羅できています。
SQLがわからなくても操作できる
WebQueryの使い勝手はいかがでしょうか?
情報システム部内の他の人に使い方を教えることがあるのですが、WebQueryは初めて触る人でも画面の項目を選べば設定できるというのがわかりやすく、使いやすいです。おそらくプログラミングやSQLが分からない人でも使いやすいと思います。情報システム部としては使っていてとても開発や運用管理がしやすいですね。
ありがとうございます。SQL文を書かなくてもドラッグ&ドロップで操作できる点は他のお客様にも評価していただけていますね。
画面を見ればなんとなく操作方法はわかるので、処理の登録方法を教えているときにWebQueryを初めて触る人でも皆迷わずに抽出したいデータ項目をすーっとドラッグ&ドロップしていました。
それは嬉しい言葉です…!
最後に、今後の展望を伺わせてください。
データベースからデータを抽出するのはWebQueryか最も使いやすいので、最近はWebQueryで抽出した結果をExcelで分割して他のRPAソフトにメールで送るということをやり始めています。それが各部署に展開しつつあるので、今後はWebQueryのバックグラウンド実行機能(スケジュールで自動実行できる機能)と組み合わせつつ、さらに効率よくデータを抽出/確認していければと考えています。
本日は貴重なお話、ありがとうございました!
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