売上分析結果から生産量を調整し現場にフィードバック

ゴム部品製造業におけるExcellentの活用事例をご紹介いたします。

売上の分析結果から生産すべき量を現場にフィードバック

本日はよろしくお願いいたします。まず御社の事業内容を教えていただけますか?

KSC

ゴム部品メーカー

ゴム系の部品を中心とした製品の製造を行っています。

部門としては自動車の電気部品を防水するための部品を製造する自動車用品部門と、食品や化粧品などの容器のパーツを製造する一般産業用品部門があります。

Excellentは両方の部門でご使用いただいているんですか?

KSC

ゴム部品メーカー

事業所のスタッフ職はほぼ全員使用していますね。工場(製造現場)の方では班長や上長、係長レベルの人が使用しています。

どういった業務でご使用いただいているのでしょう?

KSC

ゴム部品メーカー

今年に入って生産業務システムを更新したんですが、この新しい生産業務システムに登録されたありとあらゆるデータを検索するのにExcellentを使用しています。

製造系の部門ならば例えばゴム成型の実績が上がったタイミングで生産業務システムにデータ読み込んでいます。そして今日一日どのくらい生産したのか、また生産作業がどこまで進んだのか、どのくらい検査したかといった生産実績を確認しています。

事業所のスタッフは出荷や売上の推移を確認して、そこから何をどの程度製造するかの判断も行っています。

ゴム部品製造業におけるExcellentの使用イメージ

製品製造の進捗から出荷や売上の確認だけでなく、生産数の判断などにもデータを用いているんですね!売上や出荷量を確認した結果が製品を生産するべき量として現場にフィードバックされることで、業務が循環しているんですね…!

エンドユーザーの方々は定型処理からデータを確認しているのでしょうか?

KSC

ゴム部品メーカー

大半は定型処理をクリックしてデータを抽出しています。そのためシステム担当がエンドユーザーから依頼を受けて定型処理を作成しています。生産業務システムの更新をしたばかりなので依頼が多く、最近はほぼ毎日作っています。現時点で累計50~60個くらいかなあ…。

こんな感じで配布が大変なので、ユーザーがもう少し簡単に検索できるようにするのと、定型ファイルをあまり作り込まなくても済むようにするためにOracleのビューをつくっています。

一部ユーザーは自分で自由検索から定型処理を作れるので、よく使うものは自分で定型処理を作っている人もいます。

ユーザーの使い勝手と保守というシステム側の使い勝手の面で工夫してシステムを構築なさっているんですね。

KSC

事業所全体でデータ活用を推進

Excellentはどういった経緯で導入していただいたのでしょうか?

KSC

ゴム部品メーカー

以前は別の製品を使って生産業務システムに登録されたデータを検索していたのですが、件数が多過ぎると検索できない・複雑な検索だとタイムアウトするということが課題としてありました。

Excellentになった決め手は他社の製品と比べた中で一番使いやすかったこと、Excelとの親和性が高く、業務との相性が良いのではないかという点でした。Excellentを導入したことで、問題となっていた事象は無事解決しています。

以前のツールだと膨大な検索結果や複雑な検索条件に耐えきれなくなった、というのがExcellent導入の背景にあったんですね。

ちなみに、生産管理システムはなぜ更新されたんですか?

KSC

ゴム部品メーカー

業務が合併したりと事情は色々あるんですが、生産管理システムは十数年更新できておらず、業務に対しシステムが追い付いていなかったため更新しました。

なるほど、より業務の流れに合うシステムにするために更新なさったんですね。

現在、Excellentの使い勝手はいかがですか?

KSC

ゴム部品メーカー

ユーザーが見たいデータを見せたいように加工できるのがいいですね。

SQLを書きなれていない人にとって自由検索のGUIは使い勝手がいいですし、SQLエディターもあるのでSQL慣れしている人にとっても使いやすいです。先程も話した大量の検索結果や複雑な検索にも耐えることができるので満足しています。

ありがとうございます!

それでは最後に、今後の展望をお聞かせください!

KSC

ゴム部品メーカー

まずはシステム更新をしたばかりなので、要望されているデータを検索できる環境を整えていくことです。具体的に言うと、注文データ、出荷データ、売上センター別の売上の集計、出荷した製造ロットの詳細を調べるための定型処理の作成ですね。

前の生産業務システムでは検索できていたのですが更新で見れなくなったため、以前見ていたものに代わるデータを検索できるよう作業しています。

次に全社員が日々の業務を確認できるようにすることです。今後は現在の3倍以上、事業所の人数とほぼイコールになるくらいExcellentの導入台数を増やして事業所全員でExcellentを使っていく予定です。Excellentの導入台数も増えるので、事業所全体でExcellentを使って日々自分のやった作業の結果を確認できるようにする計画があります。

例えば梱包作業者であれば何を梱包したかを確認して、入稿登録の漏れがないかなどを確認できるようにするつもりです。

最後はユーザーのレベルアップです。Excellentは好きなデータを好きなように見れるという利点があります。新しい気付きや効率のよい分析を行うためにも、エンドユーザーにはもっとExcellentを使ってもらって、多方面の切り口からデータ分析してほしいですね。今後の教育でエンドユーザーがシステムに依頼しなくても、見たいデータを自身で見れるようにしていきたいです。

Excellentの導入台数が事業所の方々とほぼ同じになるということで、事業所全体でのデータ活用楽しみにしております!

本日は貴重なお話、ありがとうございました!

KSC

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