化学工業機械を製造する企業におけるWebQuery活用事例をご紹介いたします。
ユーザー自身が見たいデータを自由に抽出
本日はよろしくお願いいたします。まず御社の事業内容を教えていただけますか?
弊社はさまざまな事業における化学工業機械を製造する企業です。「化学工業」とはある物質に化学反応を起こして別の物質にしたり、それらの物質を用いて製品を製造する仕事なのですが、弊社はそれらに用いる機械を製造しています。
企画・設計から製造・建設までの全工程を担っているため、社員の約6割がエンジニアです。
私は情報システム部に所属しております。
化学工業機械を製造する御社において、情報システム部の方々はどのような業務を行っているのでしょうか?
ユーザーから依頼を受けて定型処理の作成や修正を行っています。作成された定型処理の数は大体100個くらいですかね。
WebQueryの基本的な使い方としては、基幹システムのデータを基幹システム上では確認できない切り口で確認しています。
それは具体的にはどのようなデータなんですか?
経理部門は財務関係のデータを、製造・設計に関わる部署は在庫部品の管理や工事データに紐づいているお金のデータを確認しています。
管理部門は工事に掛かる費用の管理、例えば今月受注したデータを抽出し、その金額や進捗の度合いを確認していますね。受注に関するデータは管理部門で全て把捉できるようになっています。
また品質管理部門は、製品を出荷するにあたっての品質管理をするために抽出したデータをExcel形式でダウンロードし、チェックシートのような形で使用しています。

WebQueryを使用する部門や抽出するデータが多岐にわたっているんですね…!
自分たちで見たいデータを自由に抽出できるので、幅広い業務でWebQueryを使っています。
在庫データをリアルタイムで確認できる
WebQueryを導入する以前は、どのような課題があったのでしょうか?
以前は別のBI製品を使用していたんですが、
- 処理速度が遅い
- 自分たちで定義の修正・追加・改善ができない
という課題がありました。
特に②に関してはデータ処理の追加や改善などの作業は全てベンダーに依頼しないとできなかったことから「自分たちでできるならばできた方がいいよね」という意見が社内から挙がっていました。
それでWebQueryをご導入いただいたんですね。
WebQueryとなった決め手は何かあったのでしょうか?
他のツールとも比較していたのですが、在庫管理のデータをリアルタイムで確認できる、というのが決め手でしたね。
他社の製品は夜間に必要なデータをバッチでコピーして、それを見るような仕様だったため、タイムラグが生じて業務に支障が出る懸念がありました。
確かに製造のための全工程を担っている御社だと、部品の在庫データと実際の在庫がずれると、さまざまな業務で支障が出てしまいそうですね…
製造しようと思っていたものが製造できなくなるだけでなく、部品を発注するための手間や時間が発生したり、経費なども変わってきますからね。
もちろん納期が遅れればそれだけ取引先にも迷惑がかかるので、やはりリアルタイムでデータを確認できる、というのは重要ですね。
お話を伺ってリアルタイムでデータを確認する・確認できること重要性を再認識いたしました。
それでは最後になりますが、WebQueryの使い心地についてお願いいたします!
処理速度も改善されましたし、GUIも以前使っていたBIツールより見やすくなったことから操作がしやすくなりました。また仮にSQLが分からなくても項目を選択すればデータが検索できるので、処理が作成しやすくて良いと思います。
WebQueryはユーザーにデータを開放するために導入しているので、今後も業務の変化に合わせて柔軟に処理を変更し、ユーザーの業務効率に役立てていきたいです。
本日は貴重なお話、ありがとうございました!
自動車リース業におけるWebQuery活用事例をご紹介いたします。データ分析から資料作成まで幅広く使用本日はよろしくお願いいたします。まず御社の事業内容を教えていただけ[…]